日本映画の鉄道シーンを語る

日本映画における鉄道が登場する場面(特に昭和20~40年代の鉄道黄金期)を作品毎に解説するブログ

 6、 東海道非常警戒

 1960年12月  新東宝 製作 公開    監督 山田達雄

  特急こだま車内から昨今話題のオリンパスの社長令嬢が誘拐され、山内刑事(宇津井健)を中心に追跡する刑事ドラマ。 全編に渡って東海道本線の列車が登場している。

 冒頭 神戸始発の特急第一こだま号で帰京する山内刑事のシーンがあるが、1958年11月デビューの特急こだま号に神戸始発便があったのは1961年9月末まで。東京駅に到着するシーンもあります。6-2.jpg
 劇中のパーラーカー クロ151が付いた,こだま号神戸便は1960年6月~1961年9月の短期間でした。

 中盤 雑誌記者 中西京子(小畠絹子)が犯人の一人から車で泥水をかけられるシーンでは川崎市電が横を走っている。
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 終盤 誘拐した娘を連れた犯人一味は車で逃走し、沼津から長崎行急行雲仙に乗り込む。その後有名な由比~興津の海岸沿いをEF58牽引で快走するシーンが入る。6-5.jpg


 その後 浜松で下車し
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車に乗り替える際 背後に遠州鉄道新浜松駅停車中の電車が映っている。

 ラスト 東京駅で山内らが鉄道公安官の友人が乗る神戸行特急第二こだま号を見送るシーンでは、先頭のクロ151パーラーカーの区分室と続く片側1席のシートが並ぶ車内がチラリと映っている 下の写真に写っている出入り口は1号車パーラーカーの区分室と開放室の間にある出入り口です。6-9.jpg
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