
1956年7月 東映製作公開 監督小石栄一
大井町の 伊勢万酒店で発見された 一枚の偽札を発端とした、偽札製造ギャング団と 警察の攻防を描いた アクション映画です。
タイトルバックの最後で 警視庁捜査3課が舞台なのに合わせて、桜田門の 警視庁本部庁舎前を走る 都電9系統(渋谷駅前~浜町中ノ橋)の 6000形らしき電車が映っています。

偽千円札が発見された当日 千円札を使った8人の内 常連客7人についての 捜査過程で、笠野刑事(高木二郎)が 東武鉄道 牛田駅前の甘味屋で 一人の男についての 聞き込みをする 場面があります。

その後 新米刑事の園川(高倉健)が 電話番号では?と 疑問に思った紙幣番号から 井原印刷工房で 映画の撮影用に頼まれて造った 一枚と判明しますが、腕を見込まれたギャング団に 主の井原忠孝(吉川英蘭)は 誘拐されてしまいます。
それから 井原の腕で製造された偽札が 出回り始めます。ある日パン屋で 女が支払った千円札が 偽札と見破った女将(不忍郷子)が 交番に通報すると、丁度立ち寄っていた 笠野が女を尾行します。
京成電鉄本線 博物館動物園~日暮里の 国鉄線をオーバークロスする 地点を走る 200形らしき電車が映り、


車内で笠野刑事が サングラスを掛けた女を 新聞を広げながら監視しています。


続いて 堀切駅と表示された 駅から女が降りてきて、


その女を 笠野刑事は 距離を置いて 尾行します。背後の高架線を 京成電鉄 200形らしきが、発車して行きます。

しかし笠野は 阿部(小沢栄)を首領とする 偽札製造ギャング団に捕まり、冷酷な依田(伊藤久哉)を初めとする一味に 無惨にも殺害されてしまいます。
それを聞いた 元刑事の 影岡信次(波島進)は ギャング団の取引先である 宮崎(斎藤紫香)の用心棒として 組織に潜入し、笠野が尾行していた 組織の女が 津村あけみ(浦里はるみ)と 判明に至る情報を捜査本部へ送ります。
また 目撃証言から笠野は 交番からあけみを尾行して、京成関屋で 東武に乗り換え 堀切で降りたことが分かりました。
早速刑事達は 堀切駅周辺で あけみの聞き込みを 開始しますが この場面で 再び堀切駅と標示された 駅が登場し、

聞き込みに向かう刑事の 背後の高架線に 京成電鉄 100形らしきの姿があります。

そして捜査の結果 あけみがこの街の バー バッカスの女給で、影岡は バッカスの地下室が 偽札製造工場であることを 突き止めます。
阿部達が 大量製造した偽札を 宮崎が麻薬取引に 使おうとしますが 影岡が阻止し、お台場での 武装警察隊と ギャング団の 最終決戦での 解決に持ち込むのでした。
PS.
3枚目からの画像は 山手線 鶯谷駅~日暮里駅にある 御隠殿坂跨線橋から 京成電鉄本線 博物館動物園~日暮里の 国鉄線を オーバークロスする地点を走る 200形らしき電車を 撮影したものと思われます。
続く車内シーンでは 半室運転台故に、右側の最前席が 展望良席なのが 分かります。また座席の 袖仕切りが 木造等、車体更新前の 様子が映っています。
7・10枚目の画像で 映っている堀切駅は、東武鉄道伊勢崎線の 堀切駅とは 明らかに違います。
8・9枚目の画像と合わせても 高架線区間の駅であり、京成関屋駅に 堀切駅として製作した 撮影用の看板を取り付け 撮影したと思われます。
( 架空駅名 ではなく、何故この様な 手の込んだ事を したのでしょうか? それとも 堀切菖蒲園駅? )
大井町の 伊勢万酒店で発見された 一枚の偽札を発端とした、偽札製造ギャング団と 警察の攻防を描いた アクション映画です。
タイトルバックの最後で 警視庁捜査3課が舞台なのに合わせて、桜田門の 警視庁本部庁舎前を走る 都電9系統(渋谷駅前~浜町中ノ橋)の 6000形らしき電車が映っています。

偽千円札が発見された当日 千円札を使った8人の内 常連客7人についての 捜査過程で、笠野刑事(高木二郎)が 東武鉄道 牛田駅前の甘味屋で 一人の男についての 聞き込みをする 場面があります。

その後 新米刑事の園川(高倉健)が 電話番号では?と 疑問に思った紙幣番号から 井原印刷工房で 映画の撮影用に頼まれて造った 一枚と判明しますが、腕を見込まれたギャング団に 主の井原忠孝(吉川英蘭)は 誘拐されてしまいます。
それから 井原の腕で製造された偽札が 出回り始めます。ある日パン屋で 女が支払った千円札が 偽札と見破った女将(不忍郷子)が 交番に通報すると、丁度立ち寄っていた 笠野が女を尾行します。
京成電鉄本線 博物館動物園~日暮里の 国鉄線をオーバークロスする 地点を走る 200形らしき電車が映り、


車内で笠野刑事が サングラスを掛けた女を 新聞を広げながら監視しています。


続いて 堀切駅と表示された 駅から女が降りてきて、


その女を 笠野刑事は 距離を置いて 尾行します。背後の高架線を 京成電鉄 200形らしきが、発車して行きます。

しかし笠野は 阿部(小沢栄)を首領とする 偽札製造ギャング団に捕まり、冷酷な依田(伊藤久哉)を初めとする一味に 無惨にも殺害されてしまいます。
それを聞いた 元刑事の 影岡信次(波島進)は ギャング団の取引先である 宮崎(斎藤紫香)の用心棒として 組織に潜入し、笠野が尾行していた 組織の女が 津村あけみ(浦里はるみ)と 判明に至る情報を捜査本部へ送ります。
また 目撃証言から笠野は 交番からあけみを尾行して、京成関屋で 東武に乗り換え 堀切で降りたことが分かりました。
早速刑事達は 堀切駅周辺で あけみの聞き込みを 開始しますが この場面で 再び堀切駅と標示された 駅が登場し、

聞き込みに向かう刑事の 背後の高架線に 京成電鉄 100形らしきの姿があります。

そして捜査の結果 あけみがこの街の バー バッカスの女給で、影岡は バッカスの地下室が 偽札製造工場であることを 突き止めます。
阿部達が 大量製造した偽札を 宮崎が麻薬取引に 使おうとしますが 影岡が阻止し、お台場での 武装警察隊と ギャング団の 最終決戦での 解決に持ち込むのでした。
PS.
3枚目からの画像は 山手線 鶯谷駅~日暮里駅にある 御隠殿坂跨線橋から 京成電鉄本線 博物館動物園~日暮里の 国鉄線を オーバークロスする地点を走る 200形らしき電車を 撮影したものと思われます。
続く車内シーンでは 半室運転台故に、右側の最前席が 展望良席なのが 分かります。また座席の 袖仕切りが 木造等、車体更新前の 様子が映っています。
7・10枚目の画像で 映っている堀切駅は、東武鉄道伊勢崎線の 堀切駅とは 明らかに違います。
8・9枚目の画像と合わせても 高架線区間の駅であり、京成関屋駅に 堀切駅として製作した 撮影用の看板を取り付け 撮影したと思われます。
( 架空駅名 ではなく、何故この様な 手の込んだ事を したのでしょうか? それとも 堀切菖蒲園駅? )
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