日本映画の鉄道シーンを語る

日本映画における鉄道が登場する場面(特に昭和20~40年代の鉄道黄金期)を作品毎に解説するブログ

 32.拳銃無頼帳 不敵に笑う男

 1960年8月 日活 配給 公開  カラー作品    監督 野口博志

 赤木圭一郎主演の拳銃無頼帳シリーズ第3弾で、今回は北陸の金沢を舞台に暴れました。

 冒頭 海岸沿いの景勝地を走る C11 牽引の列車が登場します。七尾線か能登線でしょうか。3年ぶりに出所した壇竜四郎(赤木圭一郎)は車中でコルトの謙と知り合い金沢へ向かいます。
 列車は C57 牽引に替り、金沢駅1番線に到着します。32-1.jpg
11:49 発大阪行と放送していますので前日 14:47 青森発の裏縦貫線完走 512 列車ですね。構内時計からして少々遅れての到着です。

 中盤 金沢駅で到着する DF50 牽引の列車に乗ろうとする壇に温泉帰りの組長が声を掛けます。32-2.jpg
始発以外で日中の客車優等列車は 13:20 発の急行立山 大阪行だけなので、たぶんこの列車でしょう。
 
 北陸鉄道金沢市内線1系統が映るシーンもあります。モハ2000形でしょうか、バックに丸越百貨店が映っているのでロケ地は武蔵が辻ですね。

 終盤 壇の妹 則子(吉永小百合)と三島五郎(青山恭二)を駆け落ちさせるべく金沢駅ホームまでガードした壇だったが、その場を離れると入線して来た C57 牽引の列車に二人は何者かによって突き落されてしまう。32-3.jpg

 この頃売出し中の若手女優だった吉永小百合にはキビシイ役どころだが、出演シーンの撮影が終わると直ぐ北海道に飛び 前出( 21.疾風小僧 )の撮影に合流しています。

 
 
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