
1974年11月 日活 製作 公開 カラー作品 監督 藤田敏八
東京の予備校に通う岡山出身の畑まみ(秋吉久美子)と小林ちあき(清水理絵)が集団万引に加担して発覚し、借金取りに追われる中年男 平田洋一郎(長門裕之)と逃避行の放浪旅へ向かうロードムービーです。
万引現場からは逃れた二人は、寮へは帰れず郷里 岡山を目指します。平田に旅費を出してもらい、新幹線は使わず鈍行で岡山に向かう様です。

日中 東海道本線の電車を鈍行乗り継ぎで進む、三人の様子が続きます。

更に夜は旧客列車内のボックス席で寝ながら西へ進む場面が有りますが、この部分はセット撮影の様です。というのも当時は東海道本線上に旧客各停列車はもう存在していなく、急行銀河2号指定席部分位しか該当しません。

続いて夜が明け、再び湘南色の電車に途中駅で駅弁を買って乗り込む平田の姿があります。

どの辺りを走っているのか分かりませんが、朝食であろう駅弁をボックス席で食べる三人の様子も映っています。
そして岡山駅に 581系特急電車が到着し、

4号車デッキから3人が降りて来ました。構内放送の様子からこの列車は岡山 11:30着の新大阪発 広島行 特急しおじ2号と思われます。最後の区間だけ特急を奮発したのでしょうか。

映画公開の2年前に岡山まで開通した山陽新幹線ですが、全ての在来線特急が岡山接続となったわけではなく 広島行しおじ・西鹿児島行なは・宮崎行日向 等大阪始発の山陽本線特急が多く残っていました。
次に岡山駅正面口に三人が立ち、

ちあきが「じゃどうも」と頭を下げると平田は「もういいの?」と聞きますが用済みの感じです。平田はまみに付いて実家へ行きますが、警察の手が廻っていたので倉敷へ行きました。
倉敷駅旧駅舎前で平田は「まぁゆっくり考えよう」と述べ、この先も平田とまみの放浪逃避行は続くのでした。

東京の予備校に通う岡山出身の畑まみ(秋吉久美子)と小林ちあき(清水理絵)が集団万引に加担して発覚し、借金取りに追われる中年男 平田洋一郎(長門裕之)と逃避行の放浪旅へ向かうロードムービーです。
万引現場からは逃れた二人は、寮へは帰れず郷里 岡山を目指します。平田に旅費を出してもらい、新幹線は使わず鈍行で岡山に向かう様です。

日中 東海道本線の電車を鈍行乗り継ぎで進む、三人の様子が続きます。

更に夜は旧客列車内のボックス席で寝ながら西へ進む場面が有りますが、この部分はセット撮影の様です。というのも当時は東海道本線上に旧客各停列車はもう存在していなく、急行銀河2号指定席部分位しか該当しません。

続いて夜が明け、再び湘南色の電車に途中駅で駅弁を買って乗り込む平田の姿があります。

どの辺りを走っているのか分かりませんが、朝食であろう駅弁をボックス席で食べる三人の様子も映っています。
そして岡山駅に 581系特急電車が到着し、

4号車デッキから3人が降りて来ました。構内放送の様子からこの列車は岡山 11:30着の新大阪発 広島行 特急しおじ2号と思われます。最後の区間だけ特急を奮発したのでしょうか。

映画公開の2年前に岡山まで開通した山陽新幹線ですが、全ての在来線特急が岡山接続となったわけではなく 広島行しおじ・西鹿児島行なは・宮崎行日向 等大阪始発の山陽本線特急が多く残っていました。
次に岡山駅正面口に三人が立ち、

ちあきが「じゃどうも」と頭を下げると平田は「もういいの?」と聞きますが用済みの感じです。平田はまみに付いて実家へ行きますが、警察の手が廻っていたので倉敷へ行きました。
倉敷駅旧駅舎前で平田は「まぁゆっくり考えよう」と述べ、この先も平田とまみの放浪逃避行は続くのでした。

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