日本映画の鉄道シーンを語る

日本映画における鉄道が登場する場面(特に昭和20~40年代の鉄道黄金期)を作品毎に解説するブログ

 15、風の視線

 1963年2月 松竹 制作公開     監督 川頭義郎

 新進のカメラマン奈津井久夫(園井啓介)と妻 千佳子(岩下志麻)を中心に影ある男女が織り成す恋愛ドラマです。冒頭原作者である松本清張も作家役でチョイ出演しています。

 新婚旅行で訪れた青森県の浅虫温泉。しかし奈津井は旅館に妻を残し仕事に出かけます。部屋で溜息をつく千佳子 続いて冬の暗い浅虫温泉駅を出る東北本線下りの汽車が映ります。

 中盤 中央線101系電車から降りる不自然な様子の千佳子を竜崎亜矢子(新珠三千代)が見掛けます。

 そして奈津井が大分県国東半島の磨崖仏の撮影に向かう場面があります。先ずSL重連の列車が映り、15-1.jpg
次に大分交通宇佐参宮線 豊後高田駅に到着する キハ503かみばと号が登場します。
 後ろに木造客車ホハ1型を引いて、ゆっくり減速する かみばと。15-3.jpg
 手動引き戸なのか停止直前に先頭の男は戸を開け、降り始めます。
 奈津井は豊後高田駅のホームを改札へと進みます。15-5.jpg


 この気動車は 1933年汽車会社製で、1951年この宇佐参宮線にやってきました。この鉄道は1916年 宇佐神宮参拝者輸送の為開業し、国鉄からの乗り入れ列車も運転されたが自社のバスとも競合し1965年8月豊後高田~宇佐八幡8,8㎞全線が廃止となりました。

 新聞記者の久世(佐田啓二)と不倫関係の竜崎亜矢子は浅草駅で待ち合わせ、川治温泉へ向かう場面 東武鉄道の白帯特急 1700系が2両編成で走行するシーンがあります。
 DRC 1720系は映画によく登場しますが、白帯1700系は珍しいと思います。

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まとめteみた.【 15、風の視線】

1963年2月松竹制作公開新進のカメラマン奈津井久夫(園井啓介)と妻千佳子(岩下志麻)を中心に影ある男の撮影に向かう場面があります。先ずSL重連の列車が映り、次に大分交通宇佐参

まとめwoネタ速suru 2012-04-13 (Fri) 21:46