日本映画の鉄道シーンを語る

日本映画における鉄道が登場する場面(特に昭和20~40年代の鉄道黄金期)を作品毎に解説するブログ

 12、 ろくでなし野郎

 1961年5月 日活 製作 公開  カラー作品    監督 松尾昭典 
                                                                               二谷英明 初主演作で、やや無国籍風アクション映画。

 北海道 大雪山麓の町へ自称 イタリア帰りの神父 佐伯権太郎(二谷英明)がフラリと来て町のワルを掃除し、去って行く。日活映画のこの時代 典型的な筋立てです。

 鉄道シーンは映画の冒頭とラストのみです。  北海道が舞台の話という設定だが、いきなり八ヶ岳連峰をバックにC56が牽引する列車が小海線の代表的スポット境川鉄橋を渡るシーンから始まります。

 そしてC56 149 が先頭の混合列車が霧沢駅(架空駅)に到着し、10人程下車した後動き始めた列車から佐伯が降り立ちます。ホームには標高1274米のポストがあり、清里駅でしょうね。
 またこの機関車はその殆どを中込区所属で小海線を走り、現在清里駅前に静態保存されています。

 ラストシーン 町を鎮めた佐伯は見送りを受けながら列車で去ります。車内へ入ろうとすると、黒田マキ(芦川いづみ)も乗っています。
 すっかり意気投合した感じの、この二人。この先いいことがありそうな予感をさせるウエスタン調のBGMに乗ってC56は去り行きます。
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