日本映画の鉄道シーンを語る

日本映画における鉄道が登場する場面(特に昭和20~40年代の鉄道黄金期)を作品毎に解説するブログ

 1、ある日わたしは


  1959年9月 東宝 製作 公開  カラー作品     監督 岡本喜八                                       
 記念すべき最初に取り上げる作品として一番好きな、この(ある日わたしは)にします。
 この作品は昭和34年東宝製作で主演が宝田明と上原美佐。 
 主な鉄道シーンは共に岡山県出身の二人が学ぶ東京で知り合い、二度目の上京時20系寝台特急が映ります。
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その後男の実家がある新見へ連れて行く道中 女の実家がある倉敷駅を通るので、停車中家族と会うという場面です。

 先にC59牽引の列車が映り、
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電化前の長閑な倉敷駅に到着する時はD51(?)牽引に変わっている。
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 これは東京から急行で岡山まで来て、岡山始発の伯備線列車で新見へ向かう為変わったものと思われる。
二人が乗る客車のサボは米子行となっています。

 その後東宝の看板女優となる星由里子が妹役でホームから窓越しに話すうち発車の時刻となる。汽笛一声! その時具合が悪く来れないという母親がホームの端に現れる。
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 ゆっくり加速する列車に走り寄る母親。 やっと追いつき手短に話すも走り行く列車・・・

 映画における鉄道シーンとしては代表的な別れの場面ですが、対向の上り列車も遠く映り 未電化時代の山陽本線倉敷駅の様子をカラー映像で残す鉄道シーンの一級品です。
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 この映画は石坂洋次郎原作の爽やかな恋愛映画で全編見た印象もとても素晴らしいので、真っ先に取り上げてみました。

 
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