
1985年12月 セントラル・アーツ 製作 東映 配給 公開 カラー作品 監督 那須博之
愛徳高校のツッパリ二人組 加藤浩志(清水宏次朗)・中間徹(仲村トオル)が、戸塚水産高校生とケンカをしたことから起きた 騒動を描いた青春映画です。
共にダブリの二人は 優等生の泉今日子(中山美穂)から呼ばれた誕生会で 本性を出してしまい、大失敗をやらかしたことから ヤケを起こして他校性にケンカを吹っ掛けて周ります。
そのなかで 夜間に静岡鉄道長沼車庫らしきで、立花商業高校生多数を相手に ケンカする場面があります。

その後二人が知らずに叩きのめした相手が 悪名高い戸塚水産高校の生徒だと 鬼島刑事(地井武男)から聞かされ、報復を恐れた二人は 身を隠しますが相手は大勢で二人の捜索を始めます。
静岡鉄道の1000形 クモハ1004を先頭とした編成の「戸塚ゆき」電車が映り、

車内では戸塚水産高生が 乗客を威嚇して二人の捜索をしている様です。

番長の中村竜雄(小沢仁志)と弟の虎雄(木下秀樹)は二人と仲の良い 今日子を遊園地の観覧車に監禁し、虎雄が殴った上に 辰雄が髪を切り刻んで 今日子を痛めつけます。
愛徳のスケ番 三原山順子(宮崎ますみ)は隠れ家にいる二人に、「お前らのせいで今日子は殴られ、転校することになったんだぞ!」と告げます。
二人は上野駅へ急行し、中央改札口から地平ホームへ駆けつけます。

発車待ちの特急電車の横で、今日子の弟に会って案内してもらいます。

ホームから車内の今日子に声を掛けると 父親の泉義雄(小鹿番)から罵られ、

殴られた傷跡を見せ付けられます。ところが今日子は 両親を振り切って、発車間際の列車から降りてしまいます。

その後 加藤と中間は今日子の仇を取る決意を固めます。続いて 静岡鉄道のクハ1510が映り

車内では、戸塚水産高の 江藤(土岐光明)達が乗客を威嚇しています。

加藤と中間は舎弟の兼子信雄(古川勉)と共に、変装して長沼駅から乗り込みます。

セーラー服姿の兼子が絡まれたことから、

車内バトルのゴングが鳴りました。加藤は金属バットを隠し持ち、中間の左腕は鉄パイプのカバーがしてありました。

加藤は金属バットを次々と相手に叩き付け、勢い余って窓ガラスを割ってしまいます。

相手も金属製トンファーを持ち出し、車内バトルはヒートアップします。
中間から鉄製の腕カバーを 受け取った兼子は、背後から江藤の 頭に叩き付けKOして加勢します。

中間が組み伏せられると 相手は、非常用ドアコックを捻って ドアを開けてしまいます。

そして中間を車外へ押し出そうとすると、

架線鉄柱すれすれで 危なく頭をかわすのでした。


その後 形勢逆転すると 中間は相手を、鉄橋の上から 蹴り落としてしまいます。

相手は背面から、川の中へ落下してゆきます。

続いて 加藤と中間の二人で 次の男の両腕を両側から各々持って、ガラスの割れた窓から 川の中へ放り投げてしまいました。

PS.
最初に静岡鉄道の1000形が登場したシーンで「戸塚ゆき」と行先表示されていますが、静岡鉄道に戸塚駅は存在せず 架空駅です。勿論作中の戸塚水産高から付けた駅名の様です。
上野駅中央改札口前でのロケは、人の出入りが比較的少ない 11時に行われました。地平ホームは 16番線辺りでしょうか 該当するのは、11:17入線で 12:00発の平行 1023M特急ひたち23号で 6号車がグリーン車です。
伝説ともなっている 走行中の電車からの鉄橋ダイブシーン等の顛末は「Wikiwand ビーバップハイスクール」のサイトを参照させて頂きますと、入江岡~新清水にある巴川橋梁で行われたそうです。
撮影が遅れて河口に近い現場では満潮時の予定が、干潮時となってしまい水深が腰丈程だったとか。その為真ん中の架線鉄柱の前後で連続してダイブさせるという、凄まじく危険なスタントロケを高瀬将嗣アクション監督の絶妙なタイミング出しで成功させたそうです。
その前の車内格闘シーンでも ヒートアップして予定外の本物の窓ガラスを割ってしまい、ガラスで切ってしまって 血で 床が滑り更にケガを負ってしまったとか。
お蔭で勢い余って 撮影用の飴ガラスだけでなく、窓枠まで変形させる等 せっかく1979年製と 比較的新しいクモハ 1010編成の車両を静岡鉄道が用意してくれたのに・・・
長沼車庫でスタッフ・キャスト・エキストラ一行が乗り込み、長沼駅で停車してホームで待機していた三人が乗り込んだ様です。そして新清水へ向けて途中駅を回送通過して車内格闘シーンを撮り、巴川橋梁でのクライマックスシーンロケとなった様です。
また 転落はしないものの 開いたドアから押し出されそうになるシーンでは、アクション監督の合図で 仲村トオルは間一髪で鉄柱を避け続けて 正に冷汗三斗状態だったとか。
当ブログでも列車からの飛び降り・飛び乗りシーンや 転落寸前の格闘シーンを 数々紹介してきましたが、死亡事故の可能性のある 電化区間での背面ダイブ等を考えると 間違いなく二度と再現出来ない 最上級の伝説的アクションシーンと言えるでしょう。
愛徳高校のツッパリ二人組 加藤浩志(清水宏次朗)・中間徹(仲村トオル)が、戸塚水産高校生とケンカをしたことから起きた 騒動を描いた青春映画です。
共にダブリの二人は 優等生の泉今日子(中山美穂)から呼ばれた誕生会で 本性を出してしまい、大失敗をやらかしたことから ヤケを起こして他校性にケンカを吹っ掛けて周ります。
そのなかで 夜間に静岡鉄道長沼車庫らしきで、立花商業高校生多数を相手に ケンカする場面があります。

その後二人が知らずに叩きのめした相手が 悪名高い戸塚水産高校の生徒だと 鬼島刑事(地井武男)から聞かされ、報復を恐れた二人は 身を隠しますが相手は大勢で二人の捜索を始めます。
静岡鉄道の1000形 クモハ1004を先頭とした編成の「戸塚ゆき」電車が映り、

車内では戸塚水産高生が 乗客を威嚇して二人の捜索をしている様です。

番長の中村竜雄(小沢仁志)と弟の虎雄(木下秀樹)は二人と仲の良い 今日子を遊園地の観覧車に監禁し、虎雄が殴った上に 辰雄が髪を切り刻んで 今日子を痛めつけます。
愛徳のスケ番 三原山順子(宮崎ますみ)は隠れ家にいる二人に、「お前らのせいで今日子は殴られ、転校することになったんだぞ!」と告げます。
二人は上野駅へ急行し、中央改札口から地平ホームへ駆けつけます。

発車待ちの特急電車の横で、今日子の弟に会って案内してもらいます。

ホームから車内の今日子に声を掛けると 父親の泉義雄(小鹿番)から罵られ、

殴られた傷跡を見せ付けられます。ところが今日子は 両親を振り切って、発車間際の列車から降りてしまいます。

その後 加藤と中間は今日子の仇を取る決意を固めます。続いて 静岡鉄道のクハ1510が映り

車内では、戸塚水産高の 江藤(土岐光明)達が乗客を威嚇しています。

加藤と中間は舎弟の兼子信雄(古川勉)と共に、変装して長沼駅から乗り込みます。

セーラー服姿の兼子が絡まれたことから、

車内バトルのゴングが鳴りました。加藤は金属バットを隠し持ち、中間の左腕は鉄パイプのカバーがしてありました。

加藤は金属バットを次々と相手に叩き付け、勢い余って窓ガラスを割ってしまいます。

相手も金属製トンファーを持ち出し、車内バトルはヒートアップします。
中間から鉄製の腕カバーを 受け取った兼子は、背後から江藤の 頭に叩き付けKOして加勢します。

中間が組み伏せられると 相手は、非常用ドアコックを捻って ドアを開けてしまいます。

そして中間を車外へ押し出そうとすると、

架線鉄柱すれすれで 危なく頭をかわすのでした。


その後 形勢逆転すると 中間は相手を、鉄橋の上から 蹴り落としてしまいます。

相手は背面から、川の中へ落下してゆきます。

続いて 加藤と中間の二人で 次の男の両腕を両側から各々持って、ガラスの割れた窓から 川の中へ放り投げてしまいました。

PS.
最初に静岡鉄道の1000形が登場したシーンで「戸塚ゆき」と行先表示されていますが、静岡鉄道に戸塚駅は存在せず 架空駅です。勿論作中の戸塚水産高から付けた駅名の様です。
上野駅中央改札口前でのロケは、人の出入りが比較的少ない 11時に行われました。地平ホームは 16番線辺りでしょうか 該当するのは、11:17入線で 12:00発の平行 1023M特急ひたち23号で 6号車がグリーン車です。
伝説ともなっている 走行中の電車からの鉄橋ダイブシーン等の顛末は「Wikiwand ビーバップハイスクール」のサイトを参照させて頂きますと、入江岡~新清水にある巴川橋梁で行われたそうです。
撮影が遅れて河口に近い現場では満潮時の予定が、干潮時となってしまい水深が腰丈程だったとか。その為真ん中の架線鉄柱の前後で連続してダイブさせるという、凄まじく危険なスタントロケを高瀬将嗣アクション監督の絶妙なタイミング出しで成功させたそうです。
その前の車内格闘シーンでも ヒートアップして予定外の本物の窓ガラスを割ってしまい、ガラスで切ってしまって 血で 床が滑り更にケガを負ってしまったとか。
お蔭で勢い余って 撮影用の飴ガラスだけでなく、窓枠まで変形させる等 せっかく1979年製と 比較的新しいクモハ 1010編成の車両を静岡鉄道が用意してくれたのに・・・
長沼車庫でスタッフ・キャスト・エキストラ一行が乗り込み、長沼駅で停車してホームで待機していた三人が乗り込んだ様です。そして新清水へ向けて途中駅を回送通過して車内格闘シーンを撮り、巴川橋梁でのクライマックスシーンロケとなった様です。
また 転落はしないものの 開いたドアから押し出されそうになるシーンでは、アクション監督の合図で 仲村トオルは間一髪で鉄柱を避け続けて 正に冷汗三斗状態だったとか。
当ブログでも列車からの飛び降り・飛び乗りシーンや 転落寸前の格闘シーンを 数々紹介してきましたが、死亡事故の可能性のある 電化区間での背面ダイブ等を考えると 間違いなく二度と再現出来ない 最上級の伝説的アクションシーンと言えるでしょう。


